2023年は特に熊被害が多くニュースで見ない日はないほど
登山中や山菜取りはもちろん、熊のエサ不足により民家まで下りてきて襲われるという事件も…
今回は熊に対する基礎知識や熊に出くわしたとき、あとは実際に撃退された方から熊に対する対処法を学んでいきます。
ひえー、😱
熊怖いよー
どうしたの?いきなり
それが…熊のことばっかり調べてたら…
クマに襲われる夢を見たんだ(´;ω;`)
プーさんみたいな熊なんていないんだよー
夢?夢にしちゃ怖がりすぎじゃない?
なんで熊なんか調べてるのよ?
たまに山登りをしたりするんだけど…
山の登り口に熊の目撃情報とかがあったりするんだよね
それで、対処法とかを調べてたら…衝撃的な事件や映像が出てきて(´;ω;`)
確かに熊は怖いわね
せっかくだから私にも対処法を教えてよ!
衝撃映像は…遠慮しとくわ
クマに対する対処法とは
1 まずはクマと遭遇しないようにする
ここ50年ぐらいは九州では観測されてないらしいよ
四国や離島に少ないのは基本海を渡れないからなんだと思うよ
だから九州の登山は熊には会わないから~その一点においては安全だといえるね
ふーん 九州ならとりあえず熊には会わないってことね
でも北海道も離島なのに多くない?
そうなんだ、実は…
北海道と本州では熊の種類が違うんだよ
ちなみに本州はツキノワグマ、北海道にはヒグマが生息してるんだよ
①ヒグマ 北海道 2㍍ 230㌔
②ツキノワグマ 本州・四国 1.4㍍ 120㌔
倍ぐらい違うじゃない
こんなのに襲われたら、ひとたまりもないわね
その通りで間違いなくヒグマに出会った時の方が危険だといえるよ
・環境省が出している熊の人身被害の速報値というデータを参考に数字を出してみたよ
・これによると平成20年からのデータでは、ツキノワグマの被害にあった人が約1400人ほど
それに対してヒグマの被害にあった人が56人と、被害件数では圧倒的に本州のツキノワグマの方が多いよ。
・しかし、その被害件数のうち死亡事故となったのが、
ツキノワグマ→19人(1.3%) ヒグマ→14人(25%)
とヒグマの被害時の死亡率がとんでもない数字になっているのがわかる
・熊が出没する山にはいかない ➡ これが一番確実 本州にはヒグマはいない
・熊は朝や夕方霧などの時に活発になる ➡ 時間的にさける
・熊鈴やホイッスル、ラジオをかけるなどこちらの存在を知らせながら歩く
➡基本的には気配がすると逃げるらしいが、熊も逆に好奇心で近づく個体がいるなど、確実な方法ではないらしい
・熊の糞や足跡、子熊など熊の形跡を見つけたら引き返す ➡ 引き返す勇気も必要
2 それでも熊に出会ってしまったら 対処法 対応
注意して注意して、それでも熊と出会ってしまったらどうするの?
やっぱり死んだふり?
何言ってんの、死んだふりなんかしちゃだめだよ
えっ!?テレビとか漫画で見たことある気がするけど…
もしかしたら昔はそういってたこともあったのかもね
今の主流はこんな感じだよ
・木になったようにじっとしてやり過ごす ➡ これは実際何百回も熊と遭遇した人の体験談
・背中を向けずに後ろへ下がり距離を取る ➡ 絶対走っちゃダメ 犬とかといっしょで追いかけてくる
・死んだふりをしない ➡ 熊は基本雑食だが、死んだ動物は食べることがある
ふーん、死んだふりはダメなのね
戦うって選択肢はさすがにないの?
それは本当に最後の手段だね💦
ちなみに後ずさりしてもついて来たり逃げれない場合はこんな対処違法かなあ
かなり追い詰められた場合だね
・手などを上にあげ自分を大きく見せる。大きな声で驚かせる ➡ びっくりしたり、自分より大きいと感じ逃げることも
*これも確実ではなく逆に熊が興奮していると逆効果になることも…相対しないのが一番といえる
・熊撃退スプレー ➡ 唐辛子成分が入っており熊の顔にかけると目や鼻に入って逃げ出すらしいが…催涙ガスとかと似ていて風向きなどで効果がない場合も。使用難度は高いと思われる
やっぱり会わないに越したことはないしどれも確実なものはないからね
そうねそれが一番ね
とりあえずこれだけでも知れてよかったわ
まだまだこれで全部じゃないけどね、あとは気を付けるしかないね
ちなみに世の中ではすごい人もいて素手で撃退した男性もいたよ(笑)
私でも行けるかしら
すぐ逃げてね
全国の熊の事件
熊に関する事件は、全国的にもいろいろな事件が起きているよ
最近でも釣り中の男性がクマに襲われて、熊のおなかから骨などが出てきたという事件があったばかりだよ
私も見たことあるわ つい最近のニュースで
札幌の普通の住宅街で、通行中の人がヒグマにいきなり襲われてる映像は衝撃的だったわ
- 三毛別羆事件
- 福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件
- 十和利山人食い熊事件 平成28年とそんなに昔ではなくツキノワグマの事件として衝撃的
すべてWikipediaより抜粋 詳しくは資料館があったりする事件もあるから気になる人は調べてね
こ、こ、こんなにあるのね
そうだよ
ただ、人間が熊のえさ場に入ったり、人間のごみに餌付けされ市街地にってパターンなんかもあるから、人間のせいも一部あるんだよ!
そうね、ごみのポイ捨てや、テレビでも観光客がヒグマに、自分が餌食べてるとこ見たいからと餌やったりしてて、管理してる人と喧嘩になったりしてて、怒りを覚えたことがあるわ
そうだね
結局は野生の動物だから~いいとこで折り合いをつけて共存できるといいね
実際に熊を撃退した人たち
クマを撃退した猟師
この方はいきなり襲われたようですが猟師の経験もあり、ピッケルやナイフで撃退したようです。
一般の方はこのような装備は持ち合わせていないので参考にはならないかもですね💦
埼玉の秩父山登山中にツキノワグマに遭遇した方の場合
自分も登山をするのでこれは…衝撃的すぎる
かなり険しい岩場、まさか上方からクマが来るとは
かなりパニックになっておられます、、、それは当たり前か
ただファーストアタックを避けれたことで上方に位置できたことでなんとか蹴りで撃退できたようですね
そんなに大きくない個体ですが、、、怖すぎる
山菜取り中に親子熊に遭遇した男性の場合
この方が一番参考になりそうです
山菜取り中カメラに親熊が子熊を木に登らせるのが写っているようです
基本的に子連れ熊は子熊を守るため危険な状態になっています
この方は木の棒を振り回して大声を出すことで撃退に成功しています
実際クマと相対してしまったら体力がある方なら逃げるより戦ったほうがよさそうですね
武器があればよりよしですし、クマスプレーなるものも販売されていますので準備するとよりよいでしょうね
クマ被害にあわないために・まとめ
まずは遭遇しないのが一番でクマがいる場所(特に人が通る道から外れていたり、人が寄り付かない場所)は極力避けるようにしましょう。
次に武器になるようなものや、クマスプレーなど対抗手段を持ちましょう。
少し太い木などはどこの山でも拾えると思いますし、「備えあれば患いなし」ってやつですね
最後にこの文章を書いている2023年は特にクマ被害が多くなっているようで、クマがえさ不足のため民家まで下りて来ての被害なども見られます
十分な知識と準備を備えていただき、クマ被害が少しでも減ることで人間とクマの共存にもつながるかな、と思います