40歳から始める初めての登山!健康で楽しむための登山とは?

夏も終わり過ごしやすい季節がやってきました。この記事は登山に興味がある人、これからやってみようと思っている人が少しでも登山を始めやすいように解説していきます。

登山の醍醐味といえば山から眺める景色や、季節によって色を変える植物。また神社や温泉が近くにあることも多く、観光にもなる。何より登った時の達成感は1度味わうと辞められなくなることは間違いないだろう。

登山をする年齢層は結構高く、実はハードルも低い。70代や80代の方と出会うこともしばしば…登山の魅力の一つは年を取ってからもできること!しかも普段はリハビリの仕事をしている私が自信をもっておすすめできる運動になる趣味の一つでもあります。

興味がある人はとにもかくにもやってみよう!

登山・ハイキングの始め方

“始め方”の重要性

とにもかくにもやってみようという気持ちが一番。

最初は靴や装備もないと思うので、まずは近場の階段が整備してあるよう山に行ってみよう!

実はそこら中にある山には大体管理している人がいて、登山口や木に赤や黄色のテープを貼って迷わないようにしてくれているが、道は草に覆われわかりにくく、最初は少しハードルが高いので、子供が遠足に行くような人の出入りが多い山から行ってみよう。

山を登る達成感を感じ、次はどこに登ろうかと考えるようになったらもうあなたは山のとりこの一歩手前!山の下調べとともに少しづつ装備も整えていこう!

登山の装備と服装

登山やハイキングを楽しむためには、適切な装備と服装が必要です。ちなみにその重要性から雨具・ザック(リュック)・登山靴は登山の「三種の神器」と呼ばれるアイテムです。まずはこれらを中心にそろえていこう。

  • ザック: ザックは必要な道具を運ぶための重要なアイテムです。登山の工程の長さや持ち運ぶもので変わりますが、1日登山であれば20から25ℓで十分です。
  • 登山靴:必ず店頭で試着して買いましょう!少しのずれが命取りになる場合も…少し値が張るものが多いですが絶対に必要なものなのでここは惜しまずに買いましょう!
  • 雨具:山の天気は変わりやすいもの、急な雨はもちろん、風を通さないので防寒着にもなります。少し本気で登山をする場合には透湿性(湿気を通しやすいもの)の高いものを選びましょう。100均のカッパなどは雨は通しませんが湿気がこもり汗をかきます。その汗が冷えると体温を奪われ命取りになる場合も…いいものは数万円しますがワークマンなどに行って5000円ほど出せばそれなりのものが手に入ります。近くの低山で天気が悪ければ辞めるのであればいらないことも多い。
  • 服装:綿以外のものにしよう。靴下やTシャツなど綿は汗を吸い乾きにくいため体温を奪われます。特に高い山は気温が低くなりやすいため、乾きやすいポリエステル素材などがおすすめです。

好きなブランドを選ぼう!ノースフェイスやパタゴニアなどは若者人気も高いぞ…高いけどね

初心者におすすめの登山シーズン

山に登るのに最適な季節は異なります。初心者が登山を楽しむためのおすすめのシーズンについて説明します。

  • 春と秋の歩きやすさ: 春と秋は気温が穏やかで、歩きやすい季節です。初心者にとっては最適な時期と言えます。
  • ハイシーズンの夏と経験者向けの登山: 夏はハイシーズンであり、多くの登山者が山に訪れます。経験を積んだ登山者に向けたシーズンでもあります。富士山などの3000メートルを超える山は秋には雪が積もり初心者ではとても登れない山へと変わっていく。
  • 冬の絶景と空気の澄み具合: 冬の山は美しい雪景色が広がり、空気が澄んでいます。ただし、冷え込みや積雪に備える必要があります。

初心者のうちは冬山など危険な行為はやめよう!山では毎年3000件以上事故が起こっており、滑落での死亡事故や行方不明者も毎年300名近く出ている。

低山でも遭難などは起こっているので準備やリスク管理はしっかりとやろう!

“はじめの一歩を踏み出そう!”

はじめはみんな初心者。はじめの一歩がなかなか踏み出せないもの。

そういう人には登山のツアーなどもおすすめ!登山ショップやネットでも探すことができて、初心者限定みたいなツアーもあるため安心して参加できる。

まさp
まさp

あとは一歩踏み出すだけ!

やらない言い訳はいくらでも出てくる!まずはやる理由を見つけよう!

ツアー参加の利点

ツアー登山に参加することは、初心者にとって非常にメリットがあります。その利点について詳しく説明します。

ツアー登山のメリット

  • ガイドの指導: ツアーに参加すると、経験豊富なガイドが登山の基本を教えてくれます。安全な行動やナビゲーションのサポートが受けられます。また一人ではないので安心感があります。
  • コースの案内: ガイドが最適なコースを案内してくれます。年齢や経験などを考慮し、初心者に適したルートを選ぶことができます。

一人での登山・ハイキング

一人でいきなり登山やハイキングも楽しい経験ですが、安全性に配慮する必要があります。まずは人が多く上っているような山で経験を積みましょう。

誰かがいるとそれだけで安心できる

一人で登山すると、自分のペースで進むことができ、自然との静かなひとときを楽しむことができます。しかしその一方で、事前の計画は欠かせません。時間の管理や体調の管理、工程の管理など、山では予想外のことも多く起こります。想定外の事態に対処できるようしっかりとした準備をして臨みましょう。

  • 登山計画を立てよう:ヤマップなどのアプリを使えば登山計画はもちろん、時間の管理やほかの登山者からの情報も得ることができる。
  • 時間は余裕をもって:思ったより時間がかかってしまったり、思わぬ悪天候に遭遇することも…道迷いの原因になるぞ
  • 水分や非常食:多いに越したことはないが荷物が増えすぎるのも…自分はエネルギー切れや熱中症の経験があるので少々重くなっても多めに持参するようにしている

音楽やオーディオブック、カメラなどのアクティビティを持参するなど、楽しみ方は人それぞれですがくれぐれも山のマナーを守って楽しみましょう。

登山のマナー

ほかにもローカルルールなどがあるところもあるが基本はこれくらい

  • 登山届けは登山者の義務です。
    万が一、遭難した場合は重要な手がかりとなりますので、登山届けは必ず書きましょう。
    警察署には登山計画書を提出するよう心がけましょう。
  • 登山道以外は踏み込まない。
    遭難等の事故を防止するため、また、高山植物を守るため、登山道以外には踏み込まないよう注意しましょう。
  • 動植物の採取は禁止です。
    高山植生を始め貴重な植物が生育しています。皆さんの協力で大切な自然を守りましょう。
  • ゴミは持ち帰りが基本です。
    ゴミの持ち帰りは、登山者の最低限のマナーです。
    特に、弁当ガラやジュースなどの空き缶のポイ捨ては、クマとの人身事故を招く恐れがありますので、絶対にやめましょう。
  • 山火事に注意しましょう。
    山火事の原因をみると、タバコの投げ捨てが第1位となっています。
    特に、春先の乾燥期には火気の取り扱いに気を付け、喫煙される方は携帯灰皿を持参しましょう。
  • 登山道では、登りが優先です。
    登山道で行き交うときは、登り優先が原則です。
    登りのときにたびたび立ち止まってしまうと、ペースがつかめず疲労感も倍増してしまうので、細い登山道では下りの人が待つようにしましょう。
北海道環境生活部自然環境局

その他にも自分の経験では【この山はマツタケ山のため〇月から〇月は入山を禁止します】などローカルルールがある場合もある

マナーを守って登山を楽しもう!

山の専門用語ガイド

  • トレイル: 山や森林での歩行に使われる道。
  • ピーク: 山の頂上部分。
  • 稜線: 山の尾根部分で、ずっと続く頂上のような感じ。開けていれば最高の景色が待っている。
  • アプローチ: 登山の出発地点から山に向かうルート。
  • ハイカー: ハイキングを楽しむ人。
  • 登山者: 山に登る人。

まとめ

このように登山を始めるハードルは確かにある…

しかしいったん慣れてしまえば一人でもできる趣味、そして何より道具さえそろえてしまえば、お金もかからず健康的な趣味、ということになる。ただ、なんでもいい道具が欲しくなるのよね💦

登山は安全にマナーをもって楽しみましょう。

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